Hくんが感〇過敏症の疑いのため、来院しました。
今日は検査を行ない、その後治療を行います。
今日はこれらを使いますよ。

先ずは顔面から確認です。
手袋をつけた手で顔に触れます。
耳が過敏な傾向にありますね。
金属製の舌圧子を用いて口腔内を確認しましょう。
金属の感覚と…、
手を口の中に入れ、触診します。
なるほど…。
視覚を制限しましょう。
包帯で目隠しをします。
処置台に横たわらせます。
全身の触診を行います。
手先足先の末端から、体幹にかけて…。
丁寧に…、優しく…、確認します。
ふむ。
次に、鉗子を用いて行います。
左右差がないかもみていきます。
知覚計も使いましょう。
チクチクとした慣れない感覚がありますよね。
ショーツもずらして確認します。
刺激を強めましょう。
先端がやや鋭利になった金属製の棒を使います。
出血などは起こらないので安心です。
ふむ…。
以上で検査は終わりです。
やはり感〇過敏症になっていますね。
陰茎がずっと反応しています。
これは日常生活にも支障をきたすでしょう。
早速ですが治療を開始しましょう。
苦痛を伴う治療になります。
手首はテープ式包帯で固定しましょう。
次は電気刺激を与えます。
より敏感だった箇所を中心に治療します。
乳首にクリップ式のパルス器具を付けます。
下腹部には低周波パルス療法のパッドを。
電流を流しますよ…。
弱から始めて…。
次第に強くします。
体の動きは大きくなり、絶叫にも似た声を上げています。
マックスの出力になる頃には、勃起した陰茎は完全に萎え、ショーツの中におさまっています。
うん、効果的なようですね。
ほら、頑張ろうね。
良くなるために必要な治療だからね。
モードを変えながらより苦痛を伴うように繰り返していきます。
敏感なところに強い刺激を加えることにより、感覚を鈍麻させるのが目的です。
そして、「これは辛いことなんだ」、「気持ちよくないんだ」と脳に認識させ、勃起が起こらないようにしていきます。
次は陰茎に電気治療しましょう。
陰茎は平常時のサイズになっています。
もしかしたらそれよりも縮小しているかも知れませんが。
縮こまって余った包皮にクリップをつけます。もう一方は陰嚢に…。
電流を流します。
なかなかいい反応ですが、皮一枚浮いている分、先ほどよりも治療効果が薄い様子。
手を使った触診の際とは反応が変わるのは興味深いですね。
ペンタイプの電気治療もとっても効果的。
いい反応。

続いて低温蝋燭治療をしましょう。
頑張れるかな?声かけにHくんは頑張る、と頷きます。
いい子ですね。
電気を流し、刺激への反応性を高めた乳首を中心に垂らしていきます。
いくら低温といえども、もちろん体温より高い蝋燭が、体の上に落ちます。
感覚過敏症のHくんにはとっても辛いでしょう。
1滴1滴に体が反応しています。
はら、頑張ろうね。
Hくんはお兄さんだもんね。
乳輪までしっかり覆えました。
次は剥がしていきます。
この剥がす工程も、辛いものでしょう。
熱が加わり、より敏感になっています。
そんな赤みを帯びた肌に、カリカリと爪先が当たるのです。
あえて皮膚を掻く回数を増やして蝋を取り除きます。
そしてついに。
全体が露出しました。
潤滑剤をつけ、触れていきます。
撫でるように、そっと。
カリカリと、弾くように。
とってもいい反応。
治療が順調な証ですね。
…
あら、そろそろ治療も終わりですね。
体を綺麗にしましょうね。
水で濡らしたタオルを温め、優しくそっと体を拭いていきます。
潤滑剤が拭き取れたら、治療は完了です。
目隠しをしていた包帯と、手の拘束を外します。
やっぱりうるうるしたお目目になってますね。
良く頑張ったね。
Hくんがとっても頑張り屋さんだったから、治療は順調に終わったからね。
また症状が出てきたら受診しにきてね。
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低温蝋燭治療は、SMの自由診療をご選択いただき、追加アイテムとして低温蝋燭をご予約いただくと処置可能です♪
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お疲れ様でした♪
前回も楽しかったですが、今回もしっかり検査できてとっても楽しかったです♪
検査・治療用のアイテムのご持参もありがとうございます♪
Hくんのまたのご来院を心よりお待ちしております♪
MMC 一色裕子