こんにちは、椎名ゆづきです。
今日も病院は大忙しです。暑さのピークが過ぎたとはいえ、季節の変わり目で体調を崩される方がたくさんいらっしゃいます。やはりこういった時期は交感神経と副交感神経のバランスが乱れがちです。皆さんは大丈夫ですか?
え?私ですか??私は大丈夫です!みなさんをサポートする側ですから!普段から体調管理には気をつけています♪
でも、患者さんはなかなかそうもいかないようで…
今日も朝の検温で
「看護師さん、体が暑くて…ここもなんだか腫れてるんです」
そう言って恥ずかしそうに陰部を抑える患者のAさん。
ひとまず額に手を当ててみます。うーん、やや体熱感あり。体温計は…37.2度、微熱ですね。クーリングで十分でしょう!
でも肝心の陰部は…浮腫著名、発赤も見られますね…これは処置が必要です。まずは処置部位を洗浄し清潔にします。続いて浮腫改善のために患部をマッサージするので、潤滑剤をつけます。優しく愛護的に行うのが大切です。
「うっ」
Aさんが小さく声を漏らします。大丈夫ですか??痛かったですか??
「大丈夫です、続けてください」
処置中は患者さんの状態に変わりがないか、常に観察しながら行います。顔色や呼吸状態、気分不快などがないかを見ていきます。やや呼吸が早いですが、気分不快はないため続けていきます。
処置が進むにつれ、Aさんから漏れ出る声も徐々に大きくなり、呼吸も乱れていきました。しかしそれに反してAさんは、
「もっと、もっとお願いします…」
と処置継続を促してきます。浮腫改善のために、患者さんの状態を確認し続けていきます。
「あぁ…!」
Aさんがうめくと同時に、患部からは白くドロドロとした体液が廃液され、処置は完了しました。
Aさんにはやや疲労感がみられましたが、気分不快なく顔色も良好、患部の浮腫もおさまりました!これで一安心です(*´︶`*)
病院は毎日忙しいですが、1日でも早く患者さんが元気になれるよう、今日も頑張っていきたいと思います♪