2026年01月14日 20時15分0
藤本未央
エクスタシー外来:Y様
診療室の空気は、いつの間にか重さを帯びていた。
「過敏症、ということですが...」
私はカルテを閉じ、患者へと視線を移す。
その一瞬だけで、彼の呼吸がわずかに乱れたのがわかった。
「刺激に対して、どの程度反応してしまうのか。それを正確に把握しないと、治療方針は立てられません」
淡々と告げながら、診察台を指し示す。彼は躊躇いながらも横になり、白いシーツの上で身を強張らせた。
手袋越しの指先が、ゆっくりと近づいていく。
触れる前から、彼の身体は答えを出していた。
「..そんなに緊張しなくていいですよ。これは触診です。あなたの反応を、診ているだけですよ」
ほんの軽い接触。それだけで、彼の喉が鳴り、背中が小さく反る。
私はその反応を逃さず、あくまで医師として冷静に観察を続けた。
指先で、器具で、一定の間隔を保ちながら刺激を与えていく。
「感覚の立ち上がりが、かなり早いですね...」
そう呟くと、彼は目を閉じた。逃げるためではなく、受け止めるために。
診察は次第に深まり、彼の意識は自分の身体に縛りつけられていく。息が浅くなり、わずかな動きにも過剰に反応する。
「...今、どこが一番、強く感じていますか」
問いかける声は低く、逃げ場を与えない。返事にならない声が、診療室に落ちた。
やがて、張り詰めていたものが限界を迎える。
彼の身体は大きく震え、長く抑えていた息を吐き出した。
私は静かに手を離し、器具を元の位置へ戻す。
「..なるほど。症状は、はっきり確認できました」
カルテにペンを走らせながら、私は最後に彼を見下ろす。
「過敏。ですが..きちんと管理すれば、悪くない反応です」
診療室には、まだ熱を帯びた沈黙だけが残っていた。治療は、確かに成立していた。
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お久しぶりです、藤本未央です♪
今回も官能小説風にしてみました。
MMCでは看護師だけではなく医師役も承っているので、是非ご来院お待ちしております♡






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