今日は外来担当です。

外来ではまず問診を行ってきますが、デリケートな内容も多く含まれるため、個室で行います。

といっても、防音というわけではなく、部屋の外で、他のスタッフや患者さんの行き交う音や話し声は聞こえています。

次はSさんの順番です。
問診室に案内します。

挨拶を行い、問診を始めます。
家族構成や自慰の頻度、性的興奮を得るための方法・素材などを聞き取っていきます。

聞き取りを終えたら、実際にSさんのペニスとアナルのチェックです。

Sさんには、検査のために1週間射精を控えるよう伝えています。
ちゃんと守っていただいたようです。



採寸ではもちろん、通常時と勃起時を測定します。

ただ…。
もうすでに少し勃起しているようです。
困りました。
ひとまず勃起時を測定します。
仮性包茎なので、包皮のあまり具合も確認します。

陰嚢も異常所見がないか観察、触診します。

勃起を落ち着ける間に肛門を確認します。

臀部を左右に広げるよう指示し、肛門周囲に湿疹などないかペンライトで照らしながら観察します。

直腸診も行います。
潤滑剤を塗布した指をSさんの肛門に指を挿入します。

肛門の観察をしている間に、ペニスの勃起は落ち着いたようです。

採寸をします。

採寸が終わったら、採尿です。

尿〇ブジーを用いて、尿〇のサイズを測定します。
その後、カ〇ーテルを挿入し、採尿します。

必要な検査が終わりました。

お疲れ様です。
シャワーを浴びてきていただいて大丈夫ですよ。

浴び終わったら、この紙ショーツを履いてまたこの部屋に戻ってきてくださいね。

ーーーーー
【後編】に続きます♪

MMC 一色裕子