マゾ病の疑いがあり当院の精神科を受診したSさん。
主訴としてはM性を発揮できないことによる抑うつ状態です。
Sさんは、M性を自覚しているがそれを出す機会もないとのこと。
このままM性を隠して生きていくか、M性を表出する場を作っていくか悩まれてるようです。
問診から、マゾ病があがりました。
ともあれまずは身体診察を行いましょう。
マゾ病の身体診察では主に、皮膚感覚、口腔粘膜、陰部の状態・反応をみていきます。
舌圧子を用いて口腔内の観察をします。
手袋をはめた手で、指先を口腔内に入れ、触診します。
反射でどんどん溢れてくる唾液。
嘔吐反射の限界が来るまで触診します。
…ふむ、なるほど…。
乳首も触診していきましょう。
あーーー、反応強いですねえ。
ペニスも勃起してますね。
カウパー液の流出も見られます。
直腸感度を調べます。
全身脱毛されているSさんの肛門は陰毛もなくとても清潔です。

その衛生的な肛門に潤滑剤を付け、指を挿入。直腸を触診していきます。
その後ガラス棒でよりしっかりと直腸感度を内診して確認します。
嗅覚はどうでしょうか。
一色の脇の部分をSさんの鼻元に押し当てます。
こういった治療のために、制汗剤を付けていない脇の匂い。
汗ばんでいるのも感じられるでしょう。
Sさんの反応はというと…。
それはもう、大興奮です。
押し当てられる段階から呼吸が荒くなっていましたものね。
こういった匂いにも興奮するとなるとマゾ病であることは間違いないでしょう。
念の為より詳しく診察します。
体液耐久検査です。
症状により使う体液は変わりますが、今回は唾液を用いることにしましょう。
抵抗しないよう手を拘束します。
口を開けさせ、看護師の唾液を直接口腔内に垂らします。
良い反応ですね。
勃起が強まっています。
さらに追加で顔に吐きかけます。
より興奮が強まった様子。
こんなので興奮するなんて本当にど変態でキモいですね。
顔に吐きかけた唾液を手袋をした手で顔全体に広げるように塗りたくります。
唾液を顔にまとわり付かせながら射精していただきましょうか。
あはは、しっかり射精できましたね。
普段M性を隠しているなんて信じられません。
間違いなくマゾ病患者です。
首輪も付け、リードで繋いで重症マゾ患者としての記念撮影です。
抵抗感もあったようですが、今後の経過も観察していきましょう。
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お疲れ様でした。
楽しかったですね!
Sさんのまたのご来院を心よりお待ちしております♪
MMC 一色裕子